7月2日の日記

 御殿場のロッジに泊まった翌日、朝ご飯の前にお風呂へ。最近の得意技で、お風呂にパパと入る、と言いながら直前に「ママとー」に変わる娘をお願いして、一人で温泉に浸かった。昨日と違って洗い場も空いていて、普通のボディソープと泥炭石の石鹸で身体を洗い、「お使い下さい」と置いてあったアジエンスヴィダル・サスーンとDOVEでシャンプーして(やりすぎ?)、死海のお風呂とトルマリン、露天風呂、スチームサウナと麦飯石サウナまで入らせてもらった。子供がいてはなかなかここまで堪能出来ないし。

 モーニングビュッフェを食べていると、妻のカップスープにベーコンが立っているのを発見。お茶だと吉兆だとされているが・・・なにげに不吉な予感を感じた。それが悪夢の始まりだった。



 突然襲いかかる大雨。お風呂を出たときは全然降っていなかったのに・・・朝食場所からコテージに戻るまでに、傘をさしていてもびしょ濡れに。荷造りをしてフロントに向かうと、さらに雨は土砂降りの様相を呈していた。フロントでなぜか娘が「真実の口」をあしらった占いゲーム機を突然怖がりだし、手に負えない始末。やっとのことで車に乗り込むと、突然雨がやむと同時に乳白色の霧が一面を覆って、ゆっくりしか走れなくなってしまった。

 なんとか渋滞を回避してアウトレットに到着。富士山の吹き下ろしの強烈な風に乗って、雨が店内までしけこんでいる状況で、しかも買い物客はたくさんいたので軒下は大混雑。混雑している雨よけの下を歩き、子供をLEGOに連れて行ってやっと休憩。もうこれで4回目くらいになるからだろう、二人とも慣れた調子でブロックで遊んでいた。


 奥様の買い物が終わって、子供達もブロック遊びに飽きた頃、お昼過ぎになったので、はてなのblogで見つけた「はなめん棒」といううどん屋さんに行くことにした。カーナビに電話番号を入力して、車で30分弱の場所へ。ところが、到着してもそれらしきうどん屋さんが見つからない。単なるゴルフ場近くの辺鄙な住宅街に連れて行かれてしまった。お店に電話するにも、vodafoneのため電波が届きにくく、4回くらいかけてやっとのことでお店の場所を教えてもらった。

 うどんとおにぎり、ほうとうを注文して食べたが、とても美味しかった。麺の固さも良かったし、汁も美味しかった。息子も娘も夢中で食べていて、自分の分は1/3くらいしか食べられなかった。まあ、朝たくさん食べたのでかまわなかったが。うどんはやや細めんで、大阪で食べるうどんのような細さとさぬきのコシを備えていると言えるだろう。ただ、普段よく行くさぬきうどんのお店はコシの入ったガッシリ太麺なので、うどんにうるさい四国の人が食べるとやや物足りないかもしれないが。

 お約束で自分の定食についていたおにぎりを奥様が食べ終わり、ついでに自家製ヨーグルトまで平らげると、東名から帰路に着いた。長かった旅行の最後は自動車事故(火災事故らしいが)による渋滞で、抜けるのに1時間半かかった。3日間、美味しいものを食べ詰めだったので、夕食はシンプルにとろろご飯でおしまい。

 今度から、妻のスープにはベーコンが入っていないことを期待しながら就寝。